ゆっくりアオバの気まぐれブログ

ゆっくりアオバのスマホやPCについてダラダラと書くブログです。

AnthropicのClaudeをAWSでお得に使う!

こんにちは。ゆっくりアオバです。

ブログをすっかり放置している間にいろんな方がアクセスしてくださってたみたいで、

本当にありがたく思っております。ありがとうございます。

本題ですが、今回はAnthropic社の開発しているClaudeをお得に使おうという話です。

 

なぜこんなことを?

まずは理由の話にお付き合い頂ければ...(必要なければ飛ばしてください)

claude.aiでは現在(2024/10/29)はClaude 3.5 Sonnet v2が無料で利用可能ですが、

無料といっても一定量使うと制限がかかってしまいますし、

あまりに長文の場合はそもそも入力を受け付けてくれません。

それをある程度解決するのがClaude Proなのですが、

20ドルなので円安の影響で約3000円となっております。

高い!そんなに払えないんだけど!

...ということで、AWSで使った分だけ料金を払うことでちょっと節約しようというわけです。

セットアップの手順

AWSのアカウントを作るところはバッサリカットで。

また、これはパソコンでの画面です。

スマホ等だと若干異なりますが見たら分かると思います。

(このへんは他のサイトがあるので調べてもらえば...)

 

コンソールを開いたら上の検索バーから「Bedrock」を検索してアクセス。

それをクリックした後、こんな感じになってるので"使用を開始"をクリック。

 

その後左のメニューから一番下のBedrock configurationsの中の"モデルアクセス"を選択します。

 

希望のモデルの"リクエスト可能"と書いてあるところをクリックすると

こんなのが出てくるので、モデルアクセスをリクエストをクリック。

リストが出てくるので、選択されてるのを確認して下のNext。その後さらにSubmitを押したあとしばらく待ちます。

こんな感じになったら完了です。

実際に使うには?

左側のメニューのプレイグラウンドから"Text generation"を選択します。

 

モデルを選択→Anthropic→お望みのモデル(今回はClaude 3 Haikuを選択)

 

そのあと下の入力欄になにか入れてEnterを押すとこんな感じで返答してくれます。

ただしこれには一つ問題があって、ここで会話をした内容はこのままサイトを離れてしまうとあとから見ることができません。

後で振り返りたいような内容(コーディング依頼など)は右上からコピーできるので、

どこかに保存しておいたほうが良いでしょう。

エラーが起きるとき

そこまで多い文章でもないのにToo Many Requestとかなんとかで生成ができないことがあります。

そのときはリージョンをロンドンにするとうまくいくはず。多分。

ただロンドンだと3.5 Sonnet、3.5 Sonnet v2が使えないのがすごく残念。

3.5 Sonnet v2が使えるリージョンはすべて試したはずですが全滅でした。

AWS側がクォータの設定とかでやらかしてるっぽいので、しばらくしたら直りませんかね。

気が向いたらサポートに案件投げてみます。

 

実際かかったお金など

500行くらいのArduino IDEで書いたArduino言語のコードを読み込ませ、

それに改善を施すように命令して、途中でプロンプトを修正したりしつつ

全体のコードを出力させるために500行以上書いてもらったりしましたが、

Claude 3 Sonnetでなんと$0.3(約50円)でした。

Haikuでもこなせるタスクなら単価が約12分の1なのでさらに安いということに...。

お得すぎでは???AWSスケールメリットとかはあると思いますが、

よほどのヘビーユーザーでなければ無料枠じゃ足りない人でも満足できると思います。

個人的にはこれを月に10回くらいが上限な気もするので

$5(約770円)も出せば自分のやりたいことは叶いそうです。

 

 

まとめ

これだけの知能を持った賢いAIをこの価格で利用できるのはかなり良いと思います。

無料枠じゃいろいろ足りないけどClaude Proが高い...

そんなときに使えるこの方法はありがたいです。

ちょっと使ってみてClaude Proの料金を上回るほど使いそうなら

Claude Proのほうが良いかもしれませんね。

(Claude Proの実際の制限はよく知らないのでそのへんは分かりませんが)

貧乏学生なりに考えましたが比較的簡単で良かった...

そして、ここまで見てくださってありがとうございました。

皆さんもClaudeと共に良い生活を!